パロアルトネットワークスの研究者がInternet Explorerに存在する重大な脆弱性を3件発見

This post is also available in: English (英語)

米国時間2015年2月10日、パロアルトネットワークスの研究者ボー・クーがMicrosoft Internet Explorer 9、10、11に影響をおよぼす脆弱性3件を発見しました。これら3件の脆弱性は2015年2月のマイクロソフト セキュリティ情報MS15-009に含まれMicrosoft Security Bulletin MS15-FEBに記述されています。

パロアルトネットワークスはセキュリティ・リサーチコミュニティへの継続的なコミットメントとして、Microsoft Active Protections Program (MAPP)のメンバー企業の一員として、今回の脆弱性情報をMicrosoftへ報告しています。Microsoft Active Protections Program (MAPP)は、セキュリティベンダー各社がセキュリティ対策の早期提供と責任ある脆弱性情報の開示を実現できるよう設立されました。

パロアルトネットワークスはこれまでもIEの脆弱性リサーチに定期的に貢献しています。これまでに発見したIEの脆弱性は、2014年11月の3件2014年10月の1件2014年9月の15件2014年8月の3件2014年7月の10件2014年6月の22件(当時発表21件から上方修正)でした。

パロアルトネットワークスは、脆弱性の積極的な発見、顧客向けプロテクションの開発、パッチ適用の為のMicrosoftへの情報共有などを通じて、企業ネットワークの情報漏えいを狙った攻撃の脅威を取り除くことに尽力しています。