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パロアルトネットワークスのリサーチャーのボー・クーがMicrosoft Internet Explorer 8、9、10、11に影響をおよぼす新たな脆弱性を発見しました。この脆弱性は2015年3月のマイクロソフト セキュリティ情報MS15-018とMS15-019に含まれMicrosoft Security Bulletin MS15-MARに記述されています。
パロアルトネットワークスはセキュリティ・リサーチコミュニティへの継続的なコミットメントとして、Microsoft Active Protections Program (MAPP)のメンバー企業の一員として、今回の脆弱性情報をMicrosoftへ予め報告しています。Microsoft Active Protections Program (MAPP)は、セキュリティベンダー各社がセキュリティ対策の早期提供と責任ある脆弱性情報の開示を実現できるよう設立されました。
パロアルトネットワークスはこれまでもIEの脆弱性の研究に定期的に貢献しています。これまでに発見したIEの脆弱性は、今年2月の4件(当時発表3件から上方修正)、2014年11月の3件、2014年10月の1件、2014年9月の15件、2014年8月の3件、2014年7月の10件、2014年6月の22件(当時発表21件から上方修正)でした。
パロアルトネットワークスは、脆弱性の積極的な発見、顧客向けプロテクションの開発、パッチ適用の為のMicrosoftへの情報共有などを通じて、企業ネットワークの情報漏えいを狙った攻撃の脅威を取り除くことに尽力しています。