Palo Alto NetworksのリサーチャーがApple製品の重大な脆弱性を発見

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Category: Threat Brief, Threat Prevention, Unit 42

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Palo Alto NetworksのリサーチャーがApple製品の2つの脆弱性を新たに発見し、貢献者として名前が掲載されました。

リサーチャーのTongbo LuoとBo Quは、OS X Mavericks v10.9.5、OS X Yosemite v10.10.5およびOS X El Capitan v10.10.5においてSafariに影響を及ぼすWebKitの脆弱性(CVE-2016-1855)を発見しました。

さらにApple TV (第4世代以降)、iPhone 4S (以降のバージョン)、iPod Touch (第5世代以降)およびiPad 2 (以降のバージョン)に影響を及ぼすOpenGLの脆弱性(CVE-2016-1847)も発見しました。

Appleは先日のセキュリティ更新でこの2つの発見に対応しました。Palo Alto Networksも、これらの脆弱性を対象として含むIPSシグネチャを公開しました(現在お取引のあるお客様はコンテンツ リリース585にてご利用できます)。

Palo Alto NetworksはMicrosoft、Apple、Androidおよびその他エコシステムにおける脆弱性の研究に定期的に貢献しています。こうした脆弱性の積極的な発見、顧客向けプロテクションの開発およびセキュリティ コミュニティとの情報共有を通じて、Palo Alto Networksは、攻撃者がユーザーを脅かし企業、行政機関およびサービス プロバイダーのネットワークを侵害する目的で利用する、サイバー攻撃の脅威を取り除くことに尽力しています。